簡単なようで難しいこと
柔道日本代表の石井慧選手。
みなさんご存知の通り、100kg超級で金メダルを獲得した選手です。
石井選手のお父さんは柔道の師範だそうです。
父の元で小学生から柔道を始めた石井選手、当初はすぐ根をあげてしまう、あきらめてしまうような「どこにでもいる子」だったようです。
そんな息子に対して、父は「ほめてあげる」指導を貫いたとか。
どこにでもいる子の石井慧が、年中指導者の怒鳴り声が響いているどこにでもある環境で育てられていたらどんな選手になっていただろうか。
などと考えてしまいます。
怒ることは決して悪いことではない。
弱気になっていたり、思いやりのない行動をとったりすれば時に怒るべきだと思う。
指導者が望むようなフォームにならなかったり、連携プレーができていなかったりした時に「なんでできないんだ!」と本能のまま口に出す前に、ちょっと考えてみる。言葉の表現を変えてみる。
それだけで子どもの可能性は高くなる。
子どもの可能性ってやっぱり周囲の大人次第なんですね。
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コメント
こんばんわ、今日もありがとうございましたちょみははの言う1号2号の母です。
今日は仕事で行けませんでしたが、見ていなくても2号の様子はわかるんです・・・
ご迷惑をおかけしたようで、頭を抱えたくなるんですね
状態まさにその時この”簡単なようで・・・”を見て
スコーンと打たれた感じです。
「見られていたのか・・!?」と思うばかりのタイミング。
反省ハンセイ
投稿: 米こめ | 2008年8月25日 (月) 23時42分
米こめさん、コメントありがとうございます
カズは純粋にこの場所を楽しんでくれているんだと思います
気持ちの方向が「競技」に向かっていくのはこれからなんでしょう
男ですから、闘志に火がついたらきっと熱くに向かっていくと思いますよ
ちょうどTVで石井選手のプチ特集をやっていたのでいつも感じることを書きました。
偶然でしたね
投稿: イタンコーチ | 2008年8月26日 (火) 00時18分