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2008年12月17日 (水)

チームトレーナーですが

2年生が修学旅行に行ってもうすぐ一週間。

今日も1年生だけでの練習でした。

途中、女子のマネージャーから練習メニューについて相談を受け、いつもはトレーナーとして徹していますが20分ほどバスケット指導をしました(もちろん監督の承諾は得ています

 

●2対1

目的:①アウトナンバー時の判断と反応の改善(オフェンス、ディフェンスともに)
    ②ファンダメンタルのレベル確認

練習様式:エンドラインで2列に並び、片方の列がディフェンスも担う。オフェンスはパス&ランでセンターラインまで行ったら折り返し、アウトナンバーで最優先する「レイアップでシュートする」ことを目指す。

 

さて私見ですが、この2対1はものすごく選手個々の心理とそれに基づく行動(バスケットパフォーマンス)が見えてきます。(なんか以前にも書いた気がします…)

両者(オフェンスとディフェンス)にとってアウトナンバーはいわゆる『勝負どころ』です。
オフェンスであればイージーシュートで得点できるチャンスであり、ディフェンスであれば得点されずにしのぐことでカウンターのチャンスとなりますし士気も高まります。

積極果敢にプレーする選手、ミスをしながら積極性を取り戻す選手、イージーシュートにつながるパスを出せない出そうとしない選手、フェイクをうまく使ってレイアップを打つ選手、ディフェンスを気にしすぎてボールコントロールや身体バランスがくだぐだな選手、いろんなパターンが見れました。

 

ディフェンスとの間合い、リングまでの距離などをはかりながら、パスをするにもドリブルをするにも”成功確率の高いシュートをする”ための選択・経過として有効なプレーが求められます。

理屈を並べると複雑に聞こえがちですが、バスケットに重要な”インライン上にディフェンスがいるのかいないのか”を観察しながらプレーするというシンプルなバスケットのレベルを向上させるためにとても良い練習だと思います。

このシンプルなバスケットのレベル向上はどのカテゴリーにも重要なことではないでしょうか。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

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