« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月28日 (日)

JBAアメリカコーチ研修 その10

Dscf2820

ポートランド大学4年生でキャプテンの伊藤大司選手との2ショットwink

そしてポートランド大で三重県出身(大司くん)と愛知県出身(中谷)のバスケットマンが並んだ一枚。笑

 

コーチ研修参加者は大司くんにいくつかの質問をさせていただきました。

Q1 アメリカの高校へ進学をした理由は?

A1 バスケットをしにアメリカに行った4つ上の兄がいて、毎年夏に帰ってきてたがその度とてもレベルアップして驚いた。バスケット=アメリカというイメージがあったのも理由。

 

Q2 日米のバスケットの違いはどう感じる?

A2 1番差を感じるのは運動能力。ただ、高校・大学と日本でプレーしていないのであくまでのアメリカにきた当時の感想です。スキルについては差は感じない。

 

Q3 日本人はどんな努力をしたらいいと思うか?

A3 アメリカでは小学生とプロ選手が同じコートで練習したりする光景が当たり前にある。小中高大プロがそれぞれを身近に感じるような環境を作ってほしい。そうすれば、子どもは年上を見てお手本にしたり夢を持ったり、年上はお手本にされてもいいようにしっかりやったり、もっとすごいことをやってやろうと意欲的なったりと、お互いにとってプラスになる。

 

Q4 アメリカの高校に入って、以前からもっと準備しておけばよかったと思うことは?(中谷の質問)

A4 1番は語学(英語)。PGだけど最初は英語は全くダメだった。笑 もうひとつは自分からどんどん『前』に行けるようハートを鍛えること。自分よりすごいやつがいる中で、それでも自分から気持ちを『前』に出してプレーするハートが備わっていればアメリカで成長できると思う。

 

Q5 日本のミニバスに希望することは?

A5 僕がミニバスでやってた時のコーチは、基礎を重要視していたのと賢く走るということを徹底していました。指導の根幹には、楽しく思い切ってプレーしようという想いをもたれていたコーチでした。プレスやゾーンを教えてもらったことはないです。今も夏に日本に帰ってミニバスを見る機会があるけれど、コーチが怒りすぎて子どもたちがやりづらくなるよりは楽しくやって欲しいと思う。

 

Q6 アメリカのコーチは何を教えてくれる?

A6 教えてくれる中身は日本のコーチと同じだと思う。アメリカのコーチはとにかくいつも一生懸命教えてくれる。本当に熱心に教えてくれるので感動し感謝している。怒られる時も頭ごなしに怒鳴るのではなく、怒っている理由をいつも明確に伝えてくれるので気持ちの切り替えがしやすい。理不尽な怒り方はしない。

 

Q7 日本人がNBA選手を目指してアメリカにくるとしたら何を意識したほうがいい?(大司くんの個人的な意見でかまわないので)

A7 1番はさっきも話した、『前』に出ること。そして日本人だからこそできること、通用することがある。レブロン・ジェームズなんて目指さなくても日本人の可能性はそことは違う面で十分あると思う。 

 

私たちの質問に、丁寧に、簡潔かつ具体的に答えてくれました。

伊藤大司選手、本当にありがとうございましたsign03happy01

 

Dscf2818_2

Dscf2819_4

Dscf2845_2

Dscf2836_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月26日 (金)

JBAアメリカコーチ研修 その9

Dscf2823

NCAAディビジョン1のポートランド大学バスケット部。

そこで4年生としてプレーしている伊藤大司(たいし)選手は、現在、ディビジョン1に所属する唯一の日本人。その大司くんに会いに行きました。

 

どうしてアメリカへ?

という疑問に対し、

「兄がバスケットでアメリカへ行き、日本に帰ってくる度にものすごく成長していたのでhappy01

と答えてくれた大司くん。

 

Dscf2804_2 Dscf2805_2

 

2年生からキャプテンを務める大司くんはヘッドコーチからとても信頼されている証拠。

そのヘッドコーチにとって「大司くん=日本人選手」という解釈を持っており、ディビジョン1のここポートランド大学では、日本人自体が思っている以上に日本人に対する評価がとても高い。

事実、大司くんに継ぐ日本人選手をリサーチ中。

 

Dscf2808_2  Dscf2813_2  

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2010年2月25日 (木)

JBAアメリカコーチ研修 その8

Dscf2521

勝つことが目的になっている指導者や親がまだまだいるようです。

 

思いやり、礼儀、覚悟(責任感)、リーダーシップ、

これらの勝負(どれだけ備わっているか、という意味で)が前提で、その上でフィジカルとスキルの競い合い、知恵比べが私の望む試合です。

では思いやり、礼儀、覚悟(責任感)、リーダーシップはどう養わせていくか。

あーしなさい、こーしなさいと言うのもひとつの手段。

黙って見守り気づかせるのもひとつの手段。

 

 

― 以前の私は、

「日本代表はどうしてこんなに弱いんだ!悔しい!日本が強くなるために何かしよう!」

という想いが源でした。

それから数年経って、強い弱いという表面的なバロメータに固執する自分が薄くなってきました。

それよりも、もっと内面的な、簡単に言うと人間性を高めるための指導をしなければと思うようになりました。

そう思うようになったのは、悲しいかな少年団バスケットと部活バスケットをしている一部の子どもたちを見て。

 

指導者の指導理念によって出てくる言葉そしてタイミングは違ってきますよね。

子どもは大人との関わり、また子供同士の関わりで育ち、よって大人の責任は重大です。

 

 

いつからでしょうか、ディフェンスには人間性がよく表れると感じるようになりました。

体を張ってチャージングをもらいにいくには覚悟が必要です。

納得がいかないファールを吹かれても試合運営をしてくれる審判には礼儀を示さなければいけません。ボールの渡し方にも礼儀が表れます。

周りに気を配ってこそヘルプディフェンスにすばやく対応できます。

自ら考え、自ら動くことで攻撃的なディフェンスとなり、目の前で起きる事実を目で追って後手後手で動くだけのディフェンスより強力なパフォーマンスとなります。

 

コーチ・ウッズの言う意味でも、私なりに感じるこういう意味でも、ディフェンスって大切だなとしみじみ感じる日でした。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月24日 (水)

JBAアメリカコーチ研修 その7

Dscf2522

コーチ・ウッズとの1枚。コーチ・ウッズのご自宅のテラスで撮らせて頂きましたconfident

コーチ・ウッズの経歴はとてもじゃないですが書ききれません。

ざっくり言うと、

中国、韓国、NCAA、NBAでの指導歴があるコーチですbasketball

 

コーチ研修で訪れた我々を奥様と共に快くお招きいただき、時には身振り手振りで教えていただきました。

 

Dscf2525

バスケットコートのテーブルsign03には一同びっくりlovely

これを使ってディフェンスの重要性について丁寧に丁寧に勉強させていただきました。

 

コーチ・ウッズとの出会いでひとつ確信しました。

 

それは、

思いやり、礼儀、覚悟(責任感)そしてリーダーシップを養うには、やっぱりディフェンスの練習がもってこいじゃないかsign03bleah

と、いうことgood

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月23日 (火)

JBAアメリカコーチ研修 その6

Dscf2500

NCAAディビジョン2に所属するSPU(シアトル・パシフィック・大学)バスケット部。

アメリカの学校体育館は外見では体育館と気づきにくい造りばかり。

 

Dscf2512

あぁそうか。中がこういう造りだからか、とひとりで納得してましたcoldsweats01

ちなみに手前のオレンジ軍団はSPUの応援団です。

試合開始のだいぶ前から一番前にずらっと立ち、試合が終わるまで立ちっぱなしで応援しています。フリースローが入れば全員で同じガッツポーズを決め、時折相手チームに向かって何かを叫び続ける。

ディビジョン1と違いブラスバンドがいないSPUはずっとオレンジ応援団が熱いエネルギーを送っています。

一見異様、しかし実は彼らのスタイルで一生懸命に応援しているだけ。

 

Dscf2501

SPUの女子は序盤動きがもったり。

もったりしているんですが、手を抜いてる感じは一切しない。

手は抜いていない、しかし結果的に序盤はもったり。

そして後半、走る速度がどんどん上がっていく。驚くくらい別のチーム。

 

明らかにアップ不足ですよ…。

しかし、「アップをちゃんとやってんのかぁ!?」というコーチの叱咤はなく、叱咤されなくても選手は一生懸命走って動いて試合中にコンディションを上げていく…。

 

いやはや、アメリカという国はわけわからん。

そう思った日でしたsweat02

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月22日 (月)

JBAアメリカコーチ研修 その5

Dscf2461

ECBA(エメラルド・シティ・バスケットボール・アカデミー)という場所を象徴している光景のひとつ。

通称、「ジェイソン・バンド」を使ってのシュートフォーム習得練習。

トップコーチのジェイソンは特にシュート指導に定評があり、万人に、つまり小学生からプロまで一貫してジェイソン・バンドを使用した数種類のドリルを実践させています。

 

部活バスケットにおいて学校が変われば指導者が変わるのはアメリカも同じです。

指導者が変われば言われることが変わる。ことシュートフォームに関しては、その度に子どもたちを四苦八苦させてしまうことは避けたいですが、一生懸命な日本の指導者はよかれと思い指導する。

子どもにとって良い方向にはたらけば問題ないが、自分の指導が悪い方向にはたらくとは微塵も思っていない指導者が少なくないのも日本バスケットの特徴かもしれません。

 

感ずるところアメリカは、中途半端な指導は悪い結果を招かねない、という教訓を持っていて、それをしない。

一貫して指導する。

中途半端な指導はしない。

 

ん~、

 

言うは易く、行なうは難く。

 

Dscf2459_2

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月21日 (日)

JBAアメリカコーチ研修 その4

Dscf2481_2

エメラルド・シティにバスケットアカデミーがあります。

ECBA(エメラルドシティバスケットボールアカデミー)です。

この大きな建物、中を改装してコートがあります。数ヶ所あるECBAはどこも建物や倉庫を改装してコートを新設したタイプです。

 

Dscf2454_2

ここもECBAeye

 

Dscf2455

中はこんな感じshine

ここで小学生からプロまでレベルアップを目指し指導を受けています。

コーチ研修として訪れた私たちにトップコーチのジェイソンは慣れた様子でアドバイスをくれます。それもそのはず、ECBAにはレベルアップを目標に訪れる指導者が国内外から年中くるとか。

中国の代表チームも定期的にジェイソンの指導を受けにECBAまでくるようです。

Dscf2588_2

この方はトップコーチのジェイソン・バスケットさんhappy01

名前がバスケットさんなんですsign03

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年2月19日 (金)

JBAアメリカコーチ研修 その3

Dscf2514

アメリカ=自由というイメージが強いものの、NCAAのゲームは実に緻密です。

チームで決めたルールをきっちり守ろうとします。

 

Dscf2561_3   

車で移動中、道路わきにずらーっと止めてある車がいつも目に入ります。

しかしそれは許可されている場所なのだそうです。

そして駐車を禁止されている場所には決して止めない、誰かの監視の目がなくてもルールをしっかり守る一面がこんなとこにもありました。

 

レベルが上がるほど、ひとつのターンオーバーがもたらす影響が大きいのは日本もアメリカも同じ。

どちらのチームも自分たちのルールを遂行し、相手のルールを遂行させまいと気を張ります。誰かに見られている時だけやっているふりをし、見られていない時はいいかげんな人間は、この環境に身を置くのはおそらく難しいでしょう。

そんなことも感じさせる試合でした。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月18日 (木)

JBAアメリカコーチ研修 その2

Dscf2441

アメリカの大学バスケットボールはビジネスとして強く成り立っています。

NCAAと呼ばれる全米大学体育協会という組織がスケジュールやお金を運営しています。

上の写真はNCAAディビション1のワシントン大学ホームコートです。

驚きの一言ですよねcoldsweats02

どこかの商業施設ではなく、一大学の体育館です。

ディビションと呼ばれるランク付けは、バスケットのレベルはもちろんのことホームコートの規模も関係してきます。ディビジョン1が一番上のランクです。

 

NCAAが管理する競技は23もあり、それぞれの試合人気が爆発的に高まってから、全米でテレビ中継されるようになり、放映権という商品のおかげでNCAAは莫大な資金を手にするようになりました。

全米に中継されるということは、全米のプロチームスカウトの目に止まる可能性も高くなり、プロを目指す選手のモチベーションを上げていると個人的に感じます。

 

Dscf2442

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月17日 (水)

JBAアメリカコーチ研修 その1

Dscf2423_2

月曜に無事帰国することができましたhappy01

2月4日から14日まで多岐にわたり学んできたJBAアメリカコーチ研修。

成田空港からシアトル・タコマ空港まで往路は約9時間。久しぶりの飛行機に少年心を躍らせつつ、少しずつアメリカへ向かっている実感がしました。

飛行機が太平洋のど真ん中あたりを飛んでいる時、かなり揺れ始めドキドキしましたcoldsweats01

アメリカ西海岸に位置するワシントン州シアトルを飛行機内から眺めシアトル空港へ到着し、入国審査場へと進みます。

審査官との英語でのやり取りbearing 早速コーチ研修が始まりました。笑

一人での入国。周りに助けてくれる人は誰もいません(大げさかcoldsweats01)。入国目的や職業などの質問に答えておよそ10分、無事通過ですsign03scissors

リスニング特訓の成果をかみしめながら税関も問題なく通過。

メインターミナルで先に着いていたJBA愛媛の広瀬コーチと合流できたときは、いやぁ~一安心しましたdash

 

その後数人と合流してシアトル滞在でお世話になる『ザ・まなびば』の宮本さん宅へ移動car

Dscf2429_2

水に囲まれたシアトルはこんな光景がよくあります。

 

Dscf2437

次はNCAAについて書きます。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月 2日 (火)

バスケットが生まれた国へ

2月4日から14日までアメリカへバスケット勉強に行ってきますbasketballairplane

 

ECBA(エメラルド・シティ・バスケットボール・アカデミー)
http://www.ecbahoops.net/

ワシントン州立大学(NCAAディビション1)
http://wsucougars.cstv.com/sports/m-baskbl/wast-m-baskbl-body.html

ポートランド大学(NCAAディビジョン1)
http://www.portlandpilots.com/

主にこの3ヶ所を回ります。

ポートランド大学は三重県出身の伊藤大司選手が所属しているので、彼がどうフィットしているのかを観るのが楽しみですup
http://www.portlandpilots.com/roster.aspx?rp_id=1720&path=mbball

スラムダンク奨学金がまだない時代に、三重県の創徳中学校で全中準優勝後アメリカの高校へ渡ったチャレンジャーです。
アメリカは定められた成績を残さないとバスケットを続けられません。英語はもとよりそれ以外もきっちり学習しているというのは尊敬に値します。

 

JBA(ジャパン・バスケットボール・アカデミー)の一員である私は、2ヶ月に一度のペースで大阪コーチ研修に行っています。
JBAは年1回アメリカコーチ研修を行なっており、それに参加するのが渡米の目的です。これはJBAが掲げるテーマ、『目指せ世界基準!』を築き上げていくための国外研修であり、世界を知りたいとする方はどなたでも参加することのできる研修です。

JBAの創設者がゼロから作り上げてきたネットワークが実を結び実現している研修を、広く呼びかけているわけです。

それはひとえに世界基準を目指すバスケット指導者が増えて欲しいから。

世界基準を言葉を変えて表現するとしたら、

子どもたちの未知数の可能性、伸びしろをもっともっと引き出して上げられる環境

ということ。

そうなんです。決して特別な環境を作ろうとしているわけではないんです。

日本人から見てすばらしいと感じるアメリカのバスケット環境。しかしアメリカ人からすれば提供する側も受ける側も”特別感”があるわけではない(と思います)。

何だじゃあ1から10までアメリカがベストでそれをそっくりそのまま日本で実践すればいいのか、

と言うわけでもないと思います。

それは中学まで日本で育ったポートランド大の伊藤選手が実証してくれているのではないでしょうか。

この、正直まだ疑問にも近い気持ちに答えを見つけるためにも直接乗り込んでいきます。

個人的には平成15年にドイツ・ライプチヒ大学へ勉強しに行って以来の海外ということで、あの時はエコノミー症候群だとか時差ボケだとか全く気にしなかったですが、もぉ~今回は対策しまくりますbearing

 

これまでのコーチングショップのレッスンは当然ドイツでの勉強を活かして構成されています。
今回のアメリカ研修を活かし、さらにオリジナリティを磨いてレッスンへフィードバックさせていきますのでご期待くださいsign03happy01

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年2月 1日 (月)

2月のトレジャーズバスケットスクール

1日(月) 18:30~20:00

15日(月) お休み

 

中谷コーチが4日~15日までアメリカへバスケット勉強に行くため15日はお休みとなりますwobbly

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »