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2010年4月23日 (金)

ディフェンスをイメージさせるためには?

バスケットはその競技特徴から、どんな練習でも「ディフェンスをイメージする」ことがとっても重要です

では、ディフェンスがイメージできるようになるのはいつでしょうか?

ひとつ思うに、「試合のために練習している」ということを理解できてからだと思います。

理解させるためにはやはり試合を経験させなければいけません。したこともないことのために、こうしなさいと言うのは無理があります。言葉で伝えるよりも、経験させることが1番効くことってよくありますよね。1回の経験で理解度が低いと感じたら、どんどん経験させる。その間、我慢しなければならない期間はあるでしょう。

高校生でもディフェンスをイメージできていないと感じる選手は多くいます。
試合をたくさん経験してきただろうにも関わらず、そう感じる選手がたくさんいます。

「あの動きだとあのくらいの試合レベルになったら苦労するだろうな」

という次元の話ではないわけです。

 

そこでもうひとつ思うのは、失敗を経験させるということです。

失敗して、理由を思い出して(または思い出させて)、今度またああなったらどうすればいいんだろうと考える(考えさせる)。

しかし気がかりなことがあります。
失敗を単に叱る指導ばかり受けてきたとしたら、失敗したくないと当然考えます。プレーの目的が「失敗しない」ということに傾きます。しかし対人競技に失敗はつきものです。

点を取ってもにっこりともしない子はもしかして目的が「失敗しないこと」になっているのかもしれません。失敗しても思い出したくないと脳が拒否することも考えられます。そう考えると叱るという行為は本当に慎重に考えてしなくてはいけないと感じます。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

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