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2010年5月30日 (日)

育成の方向性

たくさんの知識を知っているけれど肝心な場で表現できない選手が少なくありません。

どうやら、

「これだけ多くのことを教えてきたのだから」

というチーム指導者の思惑と勝算が比例することは難しいようです。

 

ということは、

できるように育てるにはどうしたらいいか。

というテーマと向き合わなければならないのでしょう。

 

「教える」ということは手段のひとつであって、すべてではない。こう私は思います。

世の中には、「教えない=育てる気がない」だとか「教えない=手を抜いている」と捉える人もいるようです。

困ったものです

 

「言われなくてもやろうとする」人間に育てたい。

そのためには「言われてからやろうとする」機会をどれだけ意図的に減らすかが大切だと感じます。

 

 

「宿題やりなさいよぉー。」が口癖の親だと、

「あの子はいっつも言わなきゃやらない。困ったものだ。」も口癖になってしまう…かも。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

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Ⅰ つぶやき」カテゴリの記事

コメント

面白い内容ですね。

僕は、教える=子供達が自分で気付く、だと思っています。
心で気付く。
心で気付くから、心から行動に変化をもたらす事が出来る。

気付くかどうかはその時の指導者の立場からはあまり関係なくて、子供達の状態だとか、今日の気分だとか、色々な事柄が関係して、指導者の言葉もきっかけにしながら、閃くように気付く、という事だと思っています。

そんな奇跡みたいな事の繰り返しが、素晴らしい人間として成長していく過程には必要だとも思っています。

投稿: ナカムラ | 2010年6月 8日 (火) 20時54分

ナカムラさん、コメントありがとうございます

ナカムラさんはしっかりした指導理念をお持ちのようなので、子どもたちは良い環境でバスケットができているんだろうと感じます。

子どもたちの心身がフレッシュな状態で取り組めば、気づきが生まれやすいかもしれないですね。

投稿: イタン | 2010年6月10日 (木) 16時59分

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