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2010年6月25日 (金)

日本バスケット界の構図

自分のツイートから。
@itan_coach

 

難易度の設定に長けた指導者は数多くいると思います。

しかし、日本で言う”優れた指導者”はチームの勝利数を増やせる指導者。

育成のスペシャリストよりも優勝請負人が評価される世界。

 

優勝請負人が通用するのはあくまで国内。

世界に目を向けるなら、育成のスペシャリスト。

ここにも理想と現実があります。

 

この構図が変わらないから、日本代表はいつまでもアジアで低迷し続けていると私は痛感します。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

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Ⅰ つぶやき」カテゴリの記事

コメント

日本の場合、「勝ち負け」で指導力があるのかないのかを評価されます。

その判断基準が学生時代の部活動にまで浸透していますね。育成期にまで「勝った負けた」で指導力が評価されます。

育成期にあっても、子供たち自身も「勝ちたい」と願い、その子供たちを支える保護者も同様です。

その周囲にいたるまで、「勝った負けた」の結果による評価をします。

桑田氏の言葉をお借りすれば
「他人の評価を気にしなくてよい。」と思います。

しかしこの構図、勝利至上主義ともいえるし・・・
「勝ち組、負け組」といった言葉が流行?する日本ならではの国民性かもしれません。

競争意識は大切だと思います。
けれどこの構図は、資本主義社会と日本人独特の感覚が混じって生まれたものかもしれません。

難しいことです。

ただ、この構図ではバスケットボールの日本力はなかなか上がらないような気がします。

投稿: ナガタ | 2010年6月27日 (日) 20時38分

僕自身、勝ち負けには拘ります。
けど、勝ち負けという結果のみを重視した上での価値観では、中身が無くても勝てば良い、という事になります。
それでは意味がないと、僕自身は考えています。

どんな試合でも練習でもそうなのですけど、内容がなくて勝つ事よりも、内容があって敗ける事の方が価値があると思っています。
相手の力もこちらの力も120%出し切って、凌ぎを削りあい真剣に頑張りあった上で、結果として勝利があったというのが最高だと思っています。

だから、実力差があって100点差を付けていたとしても、こちらがどこかで手抜きをしていたら意味はありませんし、相手方もやる気を無くしていたら意味がないと思います。


ワールドカップ日本代表を見ればわかりやいのではないかと思います。
本番前の試合では、とてもとても内容のある試合ではなかった。
それで勝っていたとしても、納得感ありません。
けど、本番になってみたら、心は充実しているし、やるべき事に全力で取り組んでいる。

世界大会の時の男子バスケ日本代表も、今という瞬間に内容を残していこうという気持ちは薄かったように感じます。

参考までに。

投稿: ナカムラ | 2010年6月27日 (日) 21時05分

ナガタさん、コメントありがとうございます

子ども、保護者、指導者が見据えていることが何か。立場が違うその人たちにとってバスケットがどんな存在なのか。

過去、戦争に負けた日本は、時代が進みスポーツが訓練や余暇から競技や宣伝として形を変えてきて、ミニからトップまで、北から南まで、「目指せ優勝」になりそうな日本。こんなふうに感じます。

個人的にはチームを持ったら「目指せ自己ベスト」を方針にします。

投稿: イタン | 2010年6月28日 (月) 07時55分

ナカムラさん、コメントありがとうございます

ナカムラ、ナガタ、ナカタニの「3N」は同意見ですね
お二人の指導を拝見したくなりました。ますます。

投稿: イタン | 2010年6月28日 (月) 08時04分

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