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2010年7月22日 (木)

行動範囲

Dvc00171_2 攻撃側の5人がものすごい団子状態になってしまうことがあります。

「広がれ~!」と思わず言ってしまいたくなります。

どうして広がらないのか?バスケットがわかっていない子ばかりだ。と、ぼやきたくなるところですが、団子状態になってしまう側にも事情があるのでは? と、視点を変えて考えてみましょう。

 

一人の子がドリブルしたあと止まります。残るプレーはシュートかパスです。リングまでの距離はだいぶあります。その子はリングをこれっぽっちも見ることなく、ボールを渡す相手を探しています。そしてディフェンスにカットされまいと必死にバンザイしてパス。

ポロっとしたパスです。いや、まだパスと呼べる代物ではありません。ポロっという感じです。かなり接近しなければ簡単にディフェンスに取られます。そしてその光景がすぐさままた起きます。

 

時々、前を走っている離れた仲間をなんとか発見して、えい!と勢いよくボールが”投げられる”と、レシーバーはキャッチできません。時速140kmで投げられたわけではありません。走っている勢いが加わっただけです。それでもバシッと取れません。

「あぁ、こんなに勢いがついたら取ってもらえないんだ…」
そしてまたポロっと投げる。

 

取ってもらうために。

勢いよく投げてこないように。

ここまで届かないと思って。

バンザイしたままだとこれが精一杯。

そんな事情が団子状態を引き起こすのでは、とも感じます。

 

パスとキャッチ。この2つの改善で団子状態という課題の解決を目指してみては。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

 

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