行動範囲
攻撃側の5人がものすごい団子状態になってしまうことがあります。
「広がれ~!」と思わず言ってしまいたくなります。
どうして広がらないのか?バスケットがわかっていない子ばかりだ。と、ぼやきたくなるところですが、団子状態になってしまう側にも事情があるのでは? と、視点を変えて考えてみましょう。
一人の子がドリブルしたあと止まります。残るプレーはシュートかパスです。リングまでの距離はだいぶあります。その子はリングをこれっぽっちも見ることなく、ボールを渡す相手を探しています。そしてディフェンスにカットされまいと必死にバンザイしてパス。
ポロっとしたパスです。いや、まだパスと呼べる代物ではありません。ポロっという感じです。かなり接近しなければ簡単にディフェンスに取られます。そしてその光景がすぐさままた起きます。
時々、前を走っている離れた仲間をなんとか発見して、えい!と勢いよくボールが”投げられる”と、レシーバーはキャッチできません。時速140kmで投げられたわけではありません。走っている勢いが加わっただけです。それでもバシッと取れません。
「あぁ、こんなに勢いがついたら取ってもらえないんだ…」
そしてまたポロっと投げる。
取ってもらうために。
勢いよく投げてこないように。
ここまで届かないと思って。
バンザイしたままだとこれが精一杯。
そんな事情が団子状態を引き起こすのでは、とも感じます。
パスとキャッチ。この2つの改善で団子状態という課題の解決を目指してみては。
PHYSICAL & BASKETBALL LESSON
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