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2010年7月20日 (火)

足りない部分を補う

School_pic1  

(昨年10月のクリニックの様子)

高校女子バスケ部で新しいウォーミングアップの指導に取り組んでいます。

結果を変えるためには何かを変えなきゃ。

コートでプレーする選手は、選手だからこそできる変化を見つけてほしい。声を出すとか、緩めていたスピードを落とさないとか、ダッシュで集合するとか。同じ足でターンしないとか、自ら質問するとか。

私は私だからこそできる変化をがんばります。

 

ウォーミングアップで練習を補えるように工夫しています。

何となくわかります。
何となくできます。

そんな感じに見えるなぁ と思うところを見つけては、どうすればウォーミングアップで補えるかを考える毎日です。

 

覚えさせるだけではダメ。ここ何年かの女子の指導で痛感しました。
学んでもらって、パフォーマンスで表現できるためにも時間をかけて指導しています。一言「○○するように」と言ってしまえば済むポイントも、どうして○○が重要なのかを考えさせます。

今はまだ、覚えると学ぶの区別がわかっていないような表情です。そんな様子を見ていると、尚更「覚えればいいよ」と言うわけにはいかんなと思います。だってこのまま大人にさせて、学ぶことができない人間のままだったら自分を幸せにできないかもしれません。

 

「いいか?覚えたか?はい、やるぞ!」

これに慣れている子は今の指導がじれったくてしかたないかもしれません。

簡潔に伝えようとはしていますが、彼女たちの現在の理解度(どういう根拠でこうなのか)は個人差があります。一番理解度が高い選手に合わせるわけにはいきません。チームですから。
練習では高度な理解度による『生き残り』があるかもしれませんが、これはあくまでウォーミングアップ。今は全員が何もわかっていないと仮定して指導しています。

 

PHYSICAL & BASKETBALL LESSON

http://www.itan-coach.com

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