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2010年9月23日 (木)

佐藤久夫コーチの話で思う その2

最近、考え方が変わってきています。やはりこの世代でシステムだけのバスケットをしていてもダメで、もっと1on1を積極的にやっていかなければいけません。特にビッグマンは、逃げずに体を張って攻めて欲しいです。

それと日本のようなチームは、60%以上の3Pシュートの成功率が求められます。また、ファウルをもらうようなプレイも必要です。例えば、ディフェンスが来たらパスするのではなく、そこで仕掛けることでファウルをもらうことができます。そういうプレイをもっとして欲しいです。

昔はオープンスペースでの展開を要求しておりそれでも戦えますが、それが日本のスタイルと思われたくありません。

やはり外国人選手と同じようにアグレッシブに体を張るバスケットがあった上で、ちょっと頭の良いオープンスペースを使ったバスケットをしていきたいです。特に体を張ってプレイすることが重要です。

 

というのが佐藤HCが話された内容です。

 

全国2位、宮城の明成高校で指導されている佐藤さんが、「システムだけのバスケットをしていても」と述べるということは、もちろん部活動で個人力へのアプローチはあるが、全国制覇を狙う上でシステムがいかに重要で、指導者の脳に占める割合が相当ある。そしてシステム作りに費やす時間は個人力のそれと比較にならないということでしょうか。

 

一方で、スリーポイントシュートを60%以上に、というものすごくハイレベルな条件。シュートの成功にはシューターだけに依存するものではなく、ボールを供給するパッサーのレベルも重要だと感じます。もちろん自らドリブル移動してシュートするセレクションもありますね。

ある場所でのシュートに対して、そこに行くパスの角度、高さそしてタイミングがとても重要です。シューターによってはもっと細かく要求してくるかもしれません。

 

3PFGアベレージ60%を、一人で目指す、二人で目指す。スクリーナーも含めたら三人というようにシステムとつながっている面もあるかと思います。

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