指示を待つだけで勝てるのか
答えはNOである。
意思を表示する。
意見を言う。
提案する。
これらが圧倒的に欠けている、不足している集団の勝率が劇的に上がることはない。
人の意見を批判から入り耳を貸さない。
聞いたふりをする。
こういった人間が多い集団も同様である。
スポーツは、指示を聞ける人間を育てるためにあるのではない。
言われてからやる人間を育てるためにあるのではない。
スポーツは人間の自主性(自ら考え、自ら発し、自ら動く)を養い向上させる手段であるべきだと考える。
自主性は、かっこよく横文字にすればリーダーシップと言葉を変えられるように思う。
リーダーシップは天から才を与えられた者のみに備わることではなく、それを伸ばせられる環境を作って教育することで習得するものだと考える。
協調性だけで団体スポーツは勝てない。
日本人はそこを勘違いしてはいけないと思う。
国民性として、圧倒的に不足しているのは協調性より自主性だ。私はこれまでの指導者人生でそう痛感する。
PHYSICAL & BASKETBALL LESSON
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コメント
お久しぶりです、ナカムラです
この記事に同感します。
僕もコーチを初めて三年目になりますが、ようやく伝統が出来つつあります。
それまでは子供達の表現の出来なさに四苦八苦していました。
問いかけをしても答えられない。
わからないという事も表現出来ない。
黙ってただ時間が過ぎる。
そんな繰り返しでした。
最近になってやっと、子供達なりの答えが返って来るようになったのは、子供達が子供達なりに考え、子供達なりに理解をしたからです。
理解をしたのだからそれに対しての質の有る練習になり、試合に繋がっていく。
その結果が、今回の新人戦地区大会でした。
子供達には、こう表現しています。
気付き、発見し、修正、変化し、その結果に対して再発見がある、と。
まず気付かなければ何も起こらないし、気付いても、変化という行動がなければやはり何も起こらないし、結果に対して再発見がなければ、出来るようになったのか、良し悪しが判断つかず、良くても良いと思えず悪くても修正出来ない。
そして、それらの行動や情報をシェアし、互いに向上する事こそ、チームの醍醐味でもあると思います
そういった事が出来る子供達は、自分の元から巣立っていっても
投稿: ナカムラ | 2010年10月26日 (火) 23時45分
ナカムラさん、コメントありがとうございます
そちらもそういった現状から、それでもどうにかしよう、このままではだめだと努力されていること、素晴らしいと思います。
子どもたちがバスケットを通じて成長できている環境を作られていますね。本当にすばらしい!!!
ところで…
コメントが途中で終わっているように思いますが…??
投稿: イタン | 2010年11月17日 (水) 19時15分