本番で力が発揮できないのなら
楽しそうにプレーしている選手が目を見張るようなことをやってのけるのをこれまで何度も見てきました。
しかし本番の空気や相手から放たれる心身の圧力、こういったものが近づくと途端に萎縮してしまいプレーが崩れてしまう。
本番に弱い。
全国あちらこちらで聞く話です。
レッスンのメニューは「子どもが楽しいと感じるか」をかなり重視しています。
個人レッスンでもチームレッスンでもフィジカル指導でも、すべてにおいてです。
昨日は中学校でのチームレッスン。子どもたちはとても楽しそうにトレーニングしていました。
「これおもしれ~!」
という大きな声が聞こえるくらい子どもたちのテンションは上がっていました。
でもそのメニューは、楽しいと感じてもらうことが目的ではなく、一番になりたいと言う子どもたちが巧さと強さを向上させるためのメニュー。
一番かどうかは競技の末に決まることなので、一番になりたいのなら、何事においても戦わなければならない。
楽しいから戦う気持ちを忘れてしまうのは、競技者としてあかんよね?戦う相手はたくさんいるよ。1分前の自分、同じ学年の子、並んでいる列の自分の前の子。たくさんいる。
というような話をレッスンの最後にしました。
ある意味私と子どもたちとの戦いかもしれませんね。
子どもたちが楽しいと感じたら私の勝ち
戦う気持ちを忘れずに楽しめれば子どもたちの勝ち
”失敗しないように”が目標になってしまっている子どもたちが少なくないと思います。
知らず知らずに子どもたちの目標がそうなってしまっている環境では、子どもは伸びません。
この時期から春にかけて、最高学年の子は進学の選択をしなければなりません。子ども以上に入り込まれる熱心な保護者もいることでしょう。
看板で判断される方、他に誰が来るのかで判断される方。さまざまなようです。
PHYSICAL & BASKETBALL LESSON
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