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2011年2月21日 (月)

熱い人間

先週末は久しぶりに栄養セミナーを受講し、その後は久しぶりの友人と食事をしました。

栄養セミナーは杏林予防医学研究所が主催する山田豊文さんのお話で、私が今たいへん注目している「健康」に関する内容です。
山田豊文さん曰く、なってしまった病気を治す研究は日々されているが、病気にならないための研究は未だ不足しているので、自分の身を自分で守るためにどんなことに気をつけるべきか知っておく必要がある。

日本にて病気を予防する研究や情報は進んでいないのに、山田豊文さんはそのための手段を知っておられるのです。
何でだと思いますか?
知りたい方は是非セミナーに行ってみてください。


2時間のセミナーで気持ちがホットになった次に、中野へ移動して友人宅へお邪魔しました。

手土産の「志ち乃」のどら焼きを4人でいただき、コーヒーを飲みながらの雑談は楽しい時間でした。
友人はマリッジアドバイザーや社会貢献のためのお仕事に奮闘中で、今一番やりたいことが、弱者のためのマッチングと話してくれました。
訳あって学歴が低い、社会に馴染めずさまよっている、そういった人の個性が活かせる仕事を見つける。
どんな時も人を大事にする友人らしい目標だと感じます。


余談ですが、中野駅周辺にも下町の銭湯を見つけました。足立区の下町で一人暮らしをしていた23の頃を懐かしく思い出し、次に友人と会う時は裸の付き合いをしようと約束しました

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2011年2月17日 (木)

新ルール始まります

高校生の皆さん、今年のウィンターカップからスリーポイントラインの新ルールが適応されます。

http://www.sanspo.com/sports/news/110217/spq1102170010000-n1.htm

改めて確認すると50cm遠くなります。ただしコーナー付近は30cm程度でしょう。
フィジカル強化が益々重要となります。
どんなトレーニングが効果的なのかわからない人は、まずは早寝と食事の好き嫌いを克服することから始めましょう。
良く食べ良く寝る。加えてストレッチングもしっかりやれば◎ですよ。

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2011年2月16日 (水)

当事者の知らぬ場で

日本バスケット界は2013年にすっごいリーグを作ります!

とつい最近(?)新聞に掲載されたことを境にTwitterでさまざまな人がご自身の意見を述べられています。
真剣に持論をツイートされています。

私はひ    じょーうに驚いています。
今Twitter上で一番熱いスポーツはバスケットじゃないのか!?と感じるほどです。

この勢いが良い形になることを願い、私もつぶやきます。


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2011年2月15日 (火)

ガードの真髄 その3

ガードは静と動を使い分ける。

いや、日本人は静と動を使い分ける。と言ったほうが、バスケットの可能性が広がりますね。

NBAやJBLのようにガードが高い位置にばかりいることを中学生や高校生が実践してしまうと、途端にバスケットがゆるい空気になりやすくなります。オフボールの選手がリングへカッティングすることはディフェンスに脅威を与えますが、特にパス直後のガードがカッティングすることでレシーバーとなり、攻撃のリズムに変化を与えディフェンスに的を絞らせない効果が期待できると感じます。

アウトサイドで仕事をするだけがガードではありませんし、そうなってしまえば浅いガードです。中高生には深く幅のあるガードを目指して欲しいものです。

特に相手がゾーンディフェンスになった時はガードの優劣が目立ちます。ドリブルに自信があるガードほど1対2に近い状況でドリブル優先にならず、ガードのパス&ラン&レシーブで一気に4対3または2対1などアウトナンバーを作ることにチャレンジしてみましょう。
同じ1回のドリブルでも、スリーポイントラインの外でとペイント付近もしくはペイント内でするのとでは相手に与えるダメージに雲泥の差があります。


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2011年2月14日 (月)

ガードの真髄 その2

ゾーンが崩せるガードは非常に貴重です。
もちろん行き当たりばったりでも崩せることはありますが、明確な狙いをもって実践できるガードがいれば心強いです。

相手がゾーンディフェンスの場合は、スペースを観察することがとても重要だと感じます。そしてどんなプレーをどの方向に行なうことでアウトナンバーを作れるかを考え実践してみてください。

このアウトナンバーという目標がゾーンを崩すポイントになると思います。

突っ込めばどうにかなるレベルの戦いは当然ありますが、相対的に見て高い競技レベルの相手と戦うことまで目的にしているのなら、どのようにゾーンを攻略するのか、その方向性をチーム全体で共有することがとても重要です。

それによって、アウトサイドシュートの確率が高い、クイックネスやアジリティが長けている、身長が高いなどの目立つ長所を持ち合わせていない選手でも悲観視することはありません。

ただしピボットやドリブル、パスのファンダメンタルが雑な選手はアウトナンバープレーを攻略するどころか作ることも難しいでしょう。ワンハンドパスが雑だったりしては、日々の練習で改善です。

 

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2011年2月13日 (日)

ガードの真髄

ドリブルに自信があるガードは相手がマンツーマンディフェンスなら仕掛けて崩しにかかるというテーマを積極的に実践するべきだと思います。

特にボール運びを任され信頼されているガードには、フロントコートに入った途端にプレーの選択肢にパスが占める割合が増す傾向になると、そのニオイを嗅ぎ付ける優れたディフェンスを相手にした際にレシーバーにシューティングパスを供給しずらくなる可能性が上がります。
それがちょっとしたズレを生み、ズレが積み重なれば全体的なシュート確率に影響してきます。

頼りにしているレシーバーがより有利に攻撃できるために、パッサー役のガードがやるべきことは、レシーバーのディフェンスに「こいつにべったりついて守ればいい」と思わせないことです。

突破する、目の前のディフェンスを破ろうとすることが常に重要です。その気がなくても構えや声でその雰囲気を出すのです。

突破を試みる場合に忘れてはいけないことがあります。
レシーバーとの距離間です。がむしゃらにドリブルせずドリブルコースをコントロールしましょう。
もう1つは時間です。状況にあわせて突破を試みる時間をコントロールしましょう。

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2011年2月 9日 (水)

ウィスマン効果

現在のバスケット男子日本代表は外国人のウィスマンヘッドコーチが指揮をとっています。

一般人である私は日本代表に関する情報は公式サイトから得るのが主です。
今月7日に公式(ブログ)サイトが更新されました。
タイトルは「日本代表が目指すコンセプトの伝承」とあります。

印象的だったのは16歳以下の日本代表チームに対しての言葉です。ここで、一番大事なことは成長することだと強調されています。この世代で世界相手にどれだけ勝利数を増やすかは、あくまでも『個人力』の成長とセットにして考えなければならない。私はウィスマンHCの言葉をそう解釈しています。相手が勝手に崩れて得た勝ち星なのか、積極的にリングへアタックしてディフェンスをしつこく賢くやって崩せて得たのか、そこにこだわるのでしょう。

とは言え歴代の代表ヘッドコーチも程度はさまざまだがそれは感じていたはず。

そこで私が思うのは、今の日本バスケット界に必要なトップ代表ヘッドコーチとは、日本全体に影響力を及ぼしてくれる人間だと思うのです。
そう、タイトル通り、伝承できる人物です。

敢えて誤解を招くかもしれない言い方をさせていただきますが、エンデバーにしてもトップ代表にしても、日本人指導者は、選ばれたメンバーこそ優先して伝承すべきと言わんばかりのやり方をされてきたと私は感じています。それでは底上げにならないだろう、と。

選ばれた指導者が選ばれたメンバーに伝えるのは当然だろうと思われるでしょうが、そもそも選ばれたメンバーは普段どこでバスケットをしていますか?
彼ら彼女らの普段は大学であり高校であり中学校です。これまでの貢献度から言ってミニバスも含める(12歳以下のエンデバーはないが)べきです。

選ばれた指導者は限られており、だからメンバー選考をしている日本バスケット界は、これまで選手のレベルアップに向けた選手への伝承に最大限の努力をしてきたはずです。

そろそろ方向性を見直し、根本の指導者から伝承する取り組みをしませんか。まず熱心な指導者が多いミニバス界に改めて日本を背負っている自覚を感じてもらう取り組みをしませんか。


私がウィスマン効果を期待しているのは、

体制>指導者>選手

に他ならないのです。


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2011年2月 8日 (火)

2011毎日茨城杯 途中結果

先週末に男女ベスト4が出揃いました。

【2月6日の男子結果】

○江戸崎 61-49 大島●

●華川 43-63 大和○
9-16 11-14 13-15 10-18

○緑岡 74-51 笠原●

●土浦四 67-86 御所ヶ丘○

●土浦二 52-64 伊奈○

●岩間 48-62 境一○

●旭 53-78 日高○

●桃山 51-70 藤代南○

●江戸崎 58-60 大和○
5-15 20-11 12-26 21-8

●緑岡 64-102 御所ヶ丘○

●伊奈 79-81 境一○

●日高 62-73 藤代南○

 

大和中の子どもたち、頑張ってますね!
週1回のレッスンは子どもたちの運動能力と個人パフォーマンスを確実に向上させています。

しかし5対5の戦いは、「思いやり」「責任感」「勇気」が何よりも欠かせません。
それらが足りなければ、一生懸命練習して身につけた技能や知恵を出し切れず、発揮しきれずに敗れていきます。
考え抜かれたチームシステムを準備してきても、最後はコートで子どもたちの「自主性」と「協調性」の判断に委ねられます。
バスケットはそういうスポーツです。

ありがたいことに、大和中ではフィジカルコーチという立場役割でありながらこういった話をする時間を常にいただいています。

これからも大和中学校男子バスケ部を応援します

 

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2011年2月 7日 (月)

ひとりひとり

子どもの背中の押し方はひとりひとり異なるとよく思います。

子どもからしたら、押してほしい時があって、その時を見抜ける人間を目指すことは私の一生のテーマです。

自分だけゴールラインに立って声をかけるのでは決してなく、スタートラインにいる子どもと一緒に歩き始めて、走って、時に休んで、目標を目指す。スタートライン(心構えや運動能力や技能など)もひとりひとり違うだろうから、工夫に工夫を重ねる努力が必要ですね。

これは途方もない挑戦で、やりがいのある挑戦です。

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2011年2月 6日 (日)

再び言語技術にスポット

昨年、日本人の特性をテーマに数回ブログを書きました。

その時に「言語技術」をキーワードにした猪瀬東京都副知事のお話が必見ですとお伝えしました。その言語技術に関連したWEB記事をJBA熊本の梅田コーチが見つけてくれました。
2つともサッカーに交えた内容なのでサッカー好きスポーツ好きの方は読みやすいと思います。


日本人の特性 番外編
http://itan-coach.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-78bc.html

アジアカップMVP本田圭佑の「言語力」に見る「ニッポン再生」の可能性
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2004

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2011年2月 5日 (土)

日本サッカーの布石

あるWEB記事にザッケローニ流指導の一角が載っており、目が止まりました。

細かく、丁寧に。

でも押しつけはしない。

「押しつけない」と聞いて、言うのは簡単だけど…と思った指導者がどれほどいるでしょうか。
いやそもそも、サッカーに限らず、部活動を通ってきた大半の選手が「指示を聞いて動く」環境で育ってきたはず。そう遠くない以前だったら押しつけない指導で流動的に、双方向に、そしてハイレベルにスポーツができる日本人なんてほとんどいなかったのでは。と、思わず考えてしまいます。

こうなると、トゥルシエ監督がいて、ジーコ監督がいて、岡田監督がいたサッカー日本代表は、このザッケローニ監督で成熟するための必要な布石だったと言わんばかりに(大げさですかね

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2011年2月 4日 (金)

JBAオールスター2010

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毎年開催されるJBAオールスター!
今年は熊本の東海大学付属第二高校さんのご協力をいただき、二日間にわたりさまざまなバスケットイベントを、熊本、広島、愛媛の子どもたちが楽しみました

JBAコーチが一丸となって“子ども目線”で手作りするイベントです。

ジャパンバスケットボールアカデミー公式サイトで各地のブログをご覧いただけます
http://www.jbadreams.com

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2011年2月 3日 (木)

幸せなスポーツ環境とは

子どもたちにとって幸せなスポーツ環境とは何でしょう。

飽きないように毎回メニューが工夫されている。

練習でたくさんの道具が揃っている。

試合がたくさんやれる。

どれも幸せなスポーツ環境に当てはまると思いますが、表面的なことでもあります。


私が感じる子どもたちにとって幸せなスポーツ環境というのは、まず「平等」であることです。
教える側が平等に指導してあげることです。

そしてバスケットができる「場所(コート)」があること。

最初の平等は指導者がいることを前提で言っていますが「支えてくれる人」、つまり親や指導者などが愛情を込めて協力してくれること。


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2011年2月 1日 (火)

この国を出よ

現代は手元のパソコンやスマートフォンなどでインターネット検索すれば何でもすぐに調べられ、「知識」自体の価値が相対的に低下しているからです。
その分、深い洞察から答えを導き出すスキルの価値は、間違いなく上昇しています。
表面的な情報はいくらでも手に入るからこそ、問題の本質を発見する力の持つ価値が輝きを増しているのです。

 

~ 一部抜粋 ~

大前研一 柳井正 著者
「この国を出よ」

「知っている」ことを「できている」と選手が思いがちになることはよくあります。
だからこそ指導者の客観的な視点が必要で、事実を明確に伝えられる指導者は必要なのです。

しかし、指導者が“見た感想”を言うだけに留めるばかりだと、選手からの信頼感はどうなっていくのでしょうか。

一方で、選手に考えさせる風潮が多くのスポーツで上昇してきています。

指導される側の年齢、競技歴、競技レベル、時期などTPOに合わせて伝える量を柔軟に変化させていくことが、ひとつの理想ではないでしょうか。

「俺は昔からこういう指導をしてきた」、「こういう指導しかできない」という個性は時に強く時に仇となると感じます。

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