さぁ行こう
日本は、日本人は、危機的状況に立たされている。
つい最近まではそうとしか思えませんでした。
今、私は福岡県にいます。
3月11日、午前1時頃、丸8年間住んだ茨城県に別れを告げ、愛知県に向けて車で出発しました。
午前8時頃、実家のある愛知県瀬戸市に着きひと休みしていました。
午後2時頃、近くの喫茶店でお昼ご飯を食べていました。ごく普通の日常でした。
しばらくして、弱く長い揺れを感じました。
とても長い時間揺れました。
東北関東がとんでもない被害に遭われたと知ったのはすぐあとです。
震災直後、私は茨城県から1200km離れた福岡県へ数日かけて車で移動していました。
茨城県から遠くなればなるほど、何とも言えぬ気持ちになりました。
ついこの間までつくばに住んでいて、たくさん友達ができて、お世話になった人もたくさんいて、私がいた8年間は災害という災害もなく、しかし転居した途端に震度5以上の地震が襲った。
安否がわからない友人知人が多数いる中、茨城からどんどん遠くなる。被災地から離れ、新生活が始まる土地に近づく。
言葉にならない、もどかしい想い。
ラジオ、twitter、テレビで茨城の情報をかき集めて、大事な人に送り続けました。
少しでも役に立ちたいと思いました。
電話、メールがパンクしていた中、twitterが非常に使えるツールとなりました。
被災地からの発信、被災地の人に向けた発信、どちらもタイムリーにできていました。
みなさん、非常用にtwitterに登録しましょう。
「無事です」
「○○に避難しています」
「○○駅で電車止まってます」
便利なのは、そうやってつぶやけば、人から人へ伝わります。もちろん特定の人に向けても伝わります。
今では役所もtwitterで情報発信しています。
iモード利用者は日本だけ、twitterは世界中の人が利用しています。だからパンクなんてするわけがない(よね?)。
また再建しましょう。
被災地のど真ん中で、救出された年配の男性がテレビカメラに向かってにこやかにそうおっしゃった一言がとても沁みました。
あの方の表情は、落胆ではなかった。
日本人よ、さぁ行こう。
それぞれに役割があるはずだ。考えてみよう。行動してみよう。
今こそ、自ら考え、自ら発し、自ら動こう。
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